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連日パワハラ問題に揺れるボクシング界ですが、今度は日大チアリーディング部から、内部告発がありました。
日大といえばつい先日のラグビータックル問題があったばかり。ここぞとばかりのニュースです。
では今回の問題についておさらいしてみましょう。
- 渦中の人物
- 今回の問題
- 3つの発言
についてお伝えいたします。
パワハラ監督は誰?
問題が発覚してから、正式に渦中の監督の名前は明かされていません。

しかしネット上では、ある名前が浮上。
大野美幸監督ではないか?という意見が多数上がっています。
大野監督は2011年まで日大の選手として活躍し、2015年から監督としてチームを支える側に映ったようです。
リアルチア☆ダン ですね。
年齢は30歳前後と言われており、結婚の有無などもまだベールに包まれています。
なんにせよ真面目にやっている他の日大の監督からすると、迷惑極まりない話です。
今回の問題の概要
フメフット部の極悪タックルでパワハラが明るみに出た日大で今度はチアリーディング監督がパワハラ
追い詰められた部員は適応障害→保体審は対応せず
これはもう改善とか何とかの問題じゃなくてパワハラ体質とガバナンス欠如の「そういう大学」だとしか…#竹槍巫女のおえりゃあせんのう 通算1,934作 pic.twitter.com/3Ccp8CZuGg— 大沢愛 (@ai_oosawa) August 8, 2018
監督就任後から、生徒を名指しで叱ったり、それを生徒の前で謝ったりと良くも悪くも目立つ監督っぷりだったようです。
問題はその表現や過激さ、そしてそれを言われた生徒が適応障害に陥ってしまったという事実です。
学内の人権救済機関にパワハラと認定される
被害者である生徒は、保健体育審議会に相談しましたが保体審は何の対応もしなかったようです。そのため学内の人権救済機関に直訴。人権救済機関はこれを「パワハラ」と認定しました。認定はされたものの、生徒は精神的に追い詰められて「適応障害」との診断受けており、大好きなチアを辞めることになってしまいました。
発言① 強豪校から転校してきた生徒に対して
強豪校のジャージを着ていた生徒に対して
お前みたいなプライドの高いやつは過去の栄光にすがって自分の罪を認めることもできない。学校の恥だ。今すぐ脱げ。
と、ドS発言。
発言② 大雪の日の練習について
部員全員の前で
「みんなこないだこいつ(生徒名前)がなんて言ったか知ってる?」
「大雪の日に事務局に電話をかけて『監督に練習をやめるように電話してほしい』って電話をかけさせて練習をなくそうとしたんだよ。裏で何やってもバレないと思った?全部報告されてるんだよ。」
と叱責。このやり方はね、もう時代にフィットしていないですよね。チアだけをやり続けてきた人なので、そこの世界しか見れていない印象を持ちます。
発言③ 怪我から復帰が遅れていた生徒に対して
リハビリを続けたいと監督に相談した。
「お前の相談にはもう乗らない。試合にも出させます。大会にも出させます。本当に裏切られたし、騙された。ただのばかだと思っていたけど、ずる賢いばかは嫌いだ。証明できるものを見せなさい。診断も本当か分からないから同期と一緒に受診して同期から説明させなさい」
と叱責。
ツイッターでの反応
親から虐待を受けると子供も強い攻撃性を持つようになり、またその子供に・・・というのと同じ構造ではないか。<日大>チアリーディング監督がパワハラ 保体審が対応せず(毎日新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/uvgzxe02Vk @YahooNewsTopics
— Isseki Nagae/永江一石 (@Isseki3) August 8, 2018
また日大か、って思ってしまいます
<日大>チアリーディング監督がパワハラ 保体審が対応せず(毎日新聞) – Y!ニュース https://t.co/414pKpcEPJ
— アメフト好き (@loveamefootball) August 8, 2018
日本大学チアリーディング部 パワハラ発覚
広報部のコメントは 学生ファーストでない対応
理事長の謝罪文はなんだったのか
胸に突き刺さったのではないのか
— maki.i (@ikmk3217) August 8, 2018
アメフトの次はチアですか、どうなってんだよ日本大学!? #cozy1242 #虎8
日大競技チア 監督がパワハラ | 2018/8/9(木) – Yahoo!ニュース https://t.co/bn824io0Mo @YahooNewsTopics
— 家元 (@tenpoint_0717) August 8, 2018
まとめ
ここまでチアのパワハラ問題についてお伝えしてきました。
でも今回のパワハラ問題は一連の問題とは、質が全然違くないですか?これはパワハラ問題についてみんなが考え直す素晴らしい機会になると思うんです。
10代の繊細な時期なので、大人が言うことを肯定的に捉えて、バネにして頑張るといのは難しい子がいて当然です。そこを踏まえて、その子に合わせたコーチングをしつつ、厳しさも教えてあげるというのがいまのベストなのかなと。
ただよくよく考えるとパワハラってどこからどこまでなのか、って難しくないですか?生徒が傷ついて適応障害になってしまったことは事実ですけれども。
指導者も人間なので「鼻につく生徒」だっていて当たり前じゃないですか。それを出しちゃいけないみたいな倫理観を押し付けるなら、誰も指導者なんかやりたがらないと思うんですよね。ただ今回のは、生徒の自主性を引き出すやり方ではないと思いますが笑
「受け取り手の解釈の仕方」も大事だということですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。