津川雅彦さん(78)死去。いつから具合が悪かったのか、これまでの経歴をまとめてみた。

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8月4日、俳優の津川雅彦氏が心不全のため亡くなりました。78歳でした。

ついこの間までお元気な姿をTVで拝見していたような気がしましたが、5月に妻である朝丘雪路さんがご逝去された際に行われた記者会見で、公の場に酸素マスクをつけて現れたときは衝撃的でした。

一体いつ頃から具合が悪かったのでしょうか。

 

 

いつ頃から具合が悪かったのか

津川さんの場合は、「慢性的な肺の病」を抱えており、生きているのが不思議な状態が続いていたようです。

愛煙家でも知られていた津川さんですが今から40年ほど前に、両肺に大きな袋のようなものが出来てしまいそこから肺の病とは長い付き合いとなっていました。片方の袋を除去する手術は行われたそうですが、もう片方の肺に穴があいてしまい「気胸」になってしまったことも。ドラマの撮影中でもかなり無理をされていたようです。

入院回数16回、手術回数11回、心筋梗塞にも3回なっています。よくぞここまで持ちましたよね。

最近では、妻の朝丘雪路さんがアルツハイマー型認知症になってしまい、在宅で介護をされていました。

雪路さんが肺炎のため亡くなられた時の記者会見では、在宅酸素をつけ、パルスオキシメーター(血中酸素濃度を測る道具)を指に挟んで登場した時は本当に驚きましたが、ご自身でも、

「俺は生きているのが不思議なくらいなんだ。あした生きてれば立派。毎日生きていることに感謝する段階になっている」

と話されていました。

 

 

津川雅彦という俳優

津川雅彦

1940年1月2日生

ドラマ、映画会の名脇役として界隈を牽引してきた。その俳優人生の中で何度も助演男優賞を受賞。最優秀助演男優賞も一度獲得している。出演作品が多すぎて絞れないが、代表作は「サラリーマン金太郎」、「任侠ヘルパー」、大河ドラマ「葵〜徳川三代〜」、「必殺仕事人」などである。

出演作品が多すぎて本当に代表作と言われると難しいのですが、みなさんもその独特の雰囲気、声、存在感を感じ、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。しかし脇役ながら日本人で知らない人が少ないほど有名です。

 

 

津川雅彦長女誘拐事件

仲の良いご夫婦であることは有名ですが、思い出すのも辛い過去があります。

それが「津川雅彦長女誘拐事件」です。

長女誘拐事件概要

・1974年8月15日午前3時、東京都世田谷区の津川雅彦・朝丘雪路宅2階から長女(当時生後5カ月)が誘拐され、身代金500万円が要求される。

・犯人は身代金を第一勧業銀行(現:みずほ銀行)の偽名口座に振り込むことを要求、津川は警察の指示に従い当日に150万円を指定の口座に振り込む。

・実はこの時代、銀行口座を作るのは非常に簡単で、本人確認資料を提示する必要もないどころか、偽名でも作れた時代であった。要は、銀行にお金と印鑑を持っていけば作れたのである。

・この間、第一勧銀事務センターのSEが、CD機の営業時間終了の8月15日17時を待って突貫作業でソフトウェアを書き換え、翌日8月16日には取引CD機が特定できるようにし、第一勧銀と子会社の常陽銀行のオンラインシステムが更新された。

・この結果、8月16日正午、第一勧業銀行東京駅南口出張所のCD機から2000円、続いて29万円を引き出されたことが判明。

・張り込みの刑事が直ちに該当する男性の身柄を確保。男性が所有していた暗証番号とカード番号が一致したことを問い詰めると犯行を自供したため、逮捕された。

・長女は犯人の家である千葉県我孫子市のアパートにおり、41時間ぶりに発見され無事に保護された。

・犯人である23歳の男性は、当初、佐川満男・伊東ゆかり夫妻の長女を誘拐する予定だったが、住所がわからなかったため、津川夫妻の長女に変更したと供述している。                              (wikipediaより引用)

この事件に関しては未だに犯人の名前が公開されていないなど、不思議な点も多いですがのちに「世界ベストオブ映像ショー頂上リサーチ〜運命を変えた勇気ある決断SP〜」で検証されていました。YOUTUBEなどにもあるかもしれません。

この事件はマスコミと警察が初めて共同した事件としても有名なのですが、東京新聞のジャーナリストに「娘を宣伝の材料にしているから誘拐されたんだ」と自業自得のような見出し記事を書かれてしまいました。

ほんとうに悲しい思いをされましたが、晩年は時間の経過もあり、「あの事件があったから成長できた」「誘拐事件があってよかった」とまで仰っています。

 

 

愛妻家 津川雅彦

愛妻家で有名な津川雅彦さん、そんな愛する雪路さんが先に旅立たれたことに関して、このように話されています。

「妻には全てにおいて感謝です。結婚してくれたこと、娘を産んでくれたこと、そして私より先に死んでくれたことも含めて。」

愛する人を失ったこの状況で、事実を前向きに肯定できるような2人の絆。男としての器の大きさ。

この人を残して死ねない、そんな愛が津川さんの体に奇跡を起こしていたのかもしれません。そしてそれを感じた雪路さんも先に旅立ったのかもしれませんね。

 

 

まとめ

ここまで俳優・津川雅彦さんのことについて書いてきました。

ほんとうに前向きで、家族を愛し、脇役を精一杯演じた素晴らしい人です。

天国で雪路さんとゆっくり過ごされて下さい。ご冥福をお祈りいたします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。